『戦略から個別の利用企画へ−個別戦略その12
ホームページを活用してみよう7』
こんにちは。佐川です。前回は、検索エンジン対策の中で、自分でできることが何かということを中心に話してきました。今回もその続きです。
§ 復習:基本は文字情報に気をつける
まず、前回の復習です。検索エンジン対策の基本は文字情報でした。写真やイメージは見た目が格好良く、人間には喜ばれます。しかし、現在の検索エンジンの技術では、イメージは文字に比べると重要度が低くなっています。
さらに、1ページ1テーマが大事だということをお話しました。複数の話題を1つのページに入れると、情報が薄まった形になってしまいます。清酒のページは清酒だけで構成し、場合によっては特定銘柄だけで構成してもいいでしょう。
また、文章を工夫してキーワードをできるだけ前に持ってくるとより効果があります。前に持ってくるということは、多くの場合、キーワードが主語になることが多いでしょう。私の知る限り、検索エンジンが「主語」を重要視しているかどうかはまだわかっていませんが、それでもなお、キーワードが前に来ていることは有効と言われています。
できるだけ、文字情報を工夫して、狙ったキーワードで上位に来るようにがんばってみましょう。
§ 自分でできる検索エンジン対策4:ページごとに違うタイトルをつける
今回の初めは、「ページごとに違うタイトルをつける」ことです。タイトルとは、ホームページを見たときに、ブラウザ(インターネットエクスプローラなど)の最上部に表示される文字のことです。技術的に言うと、「タイトルタグ(<title>)」というエリアに書くものです。
いわゆるホームページ作成ソフトウェア(ホームページビルダーなど)でホームページを作り、このタイトルを設定しないと「無題」や「no
title」というものに自動的になってしまいます。しかし、これはまずいです。
このタイトルというのは、そのページに何が書いてあるかということを示すものです。まあ、「名は体をあらわす」というやつです。ですから、無題というのは悲しいことになります。清酒のことを書いてあるページなら、例えば「清酒は日本の文化です」といったようなタイトルをつけて欲しいところです。
さて、どんなタイトルが効果的でしょうか。ひとつは、やはり前回同様、キーワードを前にできるだけおくことです。もうひとつは、目立つように「★」などを使いがちですが、控えた方がいいことです。最後は、自社名を入れるなら後に入れることです。どれも、キーワードを目立たせ、かつ検索エンジン対策にもなる方法です。人間も検索エンジンも欧米文化の影響を受けて、左から右に読みますのでね。
ところで、タイトルを設定する方法は、ホームページを作っているソフトウェアによって違いますので、それぞれのマニュアルの索引から「タイトル」または「タイトルタグ」などを引いて、確認されてください。
§ 自分でできる検索エンジン対策5:見出しを正しく使う
続いては、「見出し」です。多くのソフトウェアでは、「見出し1」〜「見出し6」までが設定でき、文字の大きさなどが変わるようになっています。これをあまり意識せずに、文字の大きさだけで選んでいませんか。見た目はこれでもいいのですが、検索エンジン対策としては、まずいことになっています。
ホームページを見せるための「HTML」という言語では、見出しは1から使うことがルールとして決まっています。1を使ったら、次に使えるのは2です。2を使ったら、次に使えるのは、2と3です。3を使ったら、次に使えるのは、2か、3か、4です。
どういうことかというと、1の下には2、2の下には同じ階層の2か、下の階層の3、3の下には同じ階層の3か、下の階層の4か、元に戻る上の階層の2しか使えないのです。図示すると、
1 全体の一番大きな見出し
├2 2番目に大きな見出しの1つめ
└2 2番目に大きな見出しの2つめ
├3 2番目に大きな見出しの2つめ、の下の3番目に大きな見出しの1つめ
├3 2番目に大きな見出しの2つめ、の下の3番目に大きな見出しの2つめ
└4 3番目に大きな見出しの下の見出し
├3 2番目に大きな見出しの2つめ、の下の3番目に大きな見出しの3つめ
└3 2番目に大きな見出しの2つめ、の下の3番目に大きな見出しの4つめ
└2 2番目に大きな見出しの3つめ
└3 2番目に大きな見出しの3つめ、の下の3番目に大きな見出しの1つめ
└4 3番目に大きな見出しの下の見出し
といった具合です。だんだんになっていますね。このように使わなければならないというルールがあるのです。できるだけこれに従ってやるのがいいでしょう。
ただし、いろいろな情報誌を読むと、どうも経験的には見出しは4以降は使ってもあまり意味がないことがわかっているようです。
また、見出し1は、1ページの中で1度しか使ってはいけないことになっていますので、注意が必要です。
ところで、タイトルを設定する方法と同様、見出しを設定する方法は、ホームページを作っているソフトウェアによって違います。それぞれのマニュアルの索引から「見出し」または「ヘッダ」などを引いて、確認されてください。
§ 自分でできる検索エンジン対策6:太字や斜体はポイントのみ使う
今回の最後は、「太字」や「斜体」の使い方についてです。文字の読みやすさから、「太字」を多用する方がいますが、これは「常に大きな声で」話しているのと同じ状態です。「斜体」も同様です。うるさいと思いませんか。
検索エンジン対策としては、「太字」も、「斜体」も、ポイントで使うことが大切です。最近のお笑いで、「3」の数字と倍数がきた時だけ、声色を変えて和を数えるなんていう人がいますが、まさにそういう感じで「太字」も、「斜体」も、使うべきです。
つまり、キーワードや本当の意味で強調したい単語にのみ、「太字」を使いましょう。例えば、清酒を紹介するページなら、「銘柄」や「お米の種類」、「造り」など、強調したいところに使いましょう。
ちなみに、「下線」はあまり使わないことをお勧めします。なぜなら、利用者が「リンク」だと思ってしまうことがあり、そこをクリックしようとしてしまうからです。特に、下線があるところの色を青などにすると、確実です。リンク以外ではあまり使わない方がいいでしょう。
さらに、文字の大きさを変えて強調することがありますが、これはあまり検索エンジン的には意味が無いようです。結果、画面の見易さなどを壊さない限りの範囲で、文字の大きさを変えることをお勧めします。
§ 次回は、検索エンジン対策、その4について考えてみましょう
次回は、写真などイメージの処理について考えてみましょう。イメージは、あくまでもイメージであり、文字ではありませんから、検索エンジン対策としてどのようにしたらいいか、比較的わかりにくいです。
気をつけるべき点を整理しておきたいと思います。
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